春が終わりを告げ、夏が少しずつ訪れる6月の初めに、広島三大祭りのとうかさんが開催されます。
このお祭りは、別名ゆかた祭りと呼ばれ、多くの人が浴衣を着て訪れるんです。
浴衣ってデートにぴったりですよね~。
浴衣を着るだけで、気分が浮かれちゃいます。
そんな、いち早く浴衣を着られるデートにぴったりの、とうかさん2015年の日程と詳細をご紹介しますね。
もし行かれる方は参考にしてみて下さい。
とうかさんの日程と見どころ
とうかさんは、毎年6月第1金曜から土曜・日曜の3日間開催されます。
開催日:2015年6月5日(金)・6日(土)・7日(日)
開門時間:12:00~23:00(最終日のみ20:00まで)
とうかさんの見どころは、なんといっても浴衣です!
このお祭りでは、浴衣の着初めとして、浴衣姿の人で賑わいます。
なぜ、浴衣を着るのかといいますと・・・2通りの説があります。
・踊り衣装説・・・
400年続くとうかさん大祭では、1600坪もの大きな寺領で、境内にはやぐらが組まれ盆踊りが踊られていました。
その盆踊りの為の衣装として浴衣が着られていたようです。盆踊りといえば、今でも浴衣ですね!
・天候説・・・
とうかさんが行われる6月ごろの広島の平均気温は、24~28度と、ムシムシとした暑さがあります。
こうしたことから、夏場に着られる浴衣が、広島では6月に着られるようになったと考えられます。
とうかさんとは?
とうかさんとは、広島市中区にある、圓隆寺に祀られている「稲荷大明神」のお祭りのことです。
この「稲荷」は皆さん、「いなり」と言うことが多いと思いますが、これを音読みで「とうか」と呼んでいるんですね。
「稲荷大明神」の御神体は大祭の3日間のみ御開帳されます。
このとうかさんは、えびす講、住吉神社祭りと並んで広島の三大祭りに数えられます。
お祭りの期間は、毎年45万人もの人で賑わい、お祭りの熱気は夏の訪れを告げてくれます。
元々は端午の節句に大祭が行われていたとうかさんは、武家が戦の勝利祈願の為「菖蒲(しょうぶ)」を「勝負」にかけ行われたものなんだそうです。
現在でも端午の節句には、軒下に魔除けの為に菖蒲をあげ、無病息災を祈願してお風呂に入れる風習がありますね。
とうかさんの行事日程
とうかさんの動画をご紹介しますので参考にしてみて下さい。
とうかさんの期間中の行事はこんなかんじです。
6月5日(金)
初日:御開帳法要(とうか大明神は、1年間のうちこの3日間しか御開帳されません)
産業発展祈願祭
6月6日(土)
二日目:焚き上げ法要
6月7日(日)
最終日:御閉帳法要
ゆかたできん祭
とうかさん開催中は、「ゆかたできん祭」というイベントが開催され、様々なイベントが行われます。
・浴衣ファッションショー
・浴衣お直しサービス
・参加型盆踊り
・パレード
などなど、イベント目白押し!いつ行っても楽しめるお祭りになっています。
とうかさんへのアクセス
とうかさんへは、便利な公共機関で行くことをおすすめします。
混雑が予想されますので、早めに行くと良さそうですね。
・JR広島駅より市電にて約10分八丁堀(はっちょうぼり)下車 南へ徒歩5分
・バスセンター「そごう」より徒歩約15分
最後に
屋台ももたくさん並ぶので、これだけでもワクワクしますね。広島の6月はとっても熱そうです。
ぜひ浴衣を着て、この日しかできないデートを楽しんでみて下さい!
一足早い夏の訪れを感じることができるはずです。