ここのところ何かと話題になっている、ココナッツオイル。
ココナッツといえば、ココナッツミルク、ココナッツサブレなんかを思い浮かべますが、
ココナッツオイルも甘くて美味しいんでしょうか?
ココナッツオイルは健康や美容にとってもいいということで、日本で大ブームになっています。
今回はそんなココナッツオイルの効能や、気を付けたい副作用をご紹介しようと思います。
ココナッツオイルとは?
ココナッツオイルとは、ココナッツの果肉を絞って抽出されたオイルのことです。
栄養満点で、美容にも効果のあるココナッツオイルは、アジア圏や島国で昔から親しまれてきました。
食物繊維やビタミンなどの栄養も豊富で、食用はもちろん、医薬品としても注目されるオイルです。
ココナッツオイルの様々な効能
・ダイエット効果がある
ココナッツオイルにはたくさんの中鎖脂肪酸が含まれています。
多くの油は、長鎖脂肪酸が多く、体内に入ると長い時間滞在し中性脂肪として蓄積されやすくなります。
しかし中鎖脂肪酸は、体内にいる時間が短くなり、燃焼されやすくなります。
中性脂肪になりにくく、代謝を促進してくれるココナッツオイルは、ダイエット食材として最適だと言われています。
・紫外線から肌を守ってくれる
長い間南国の太陽を浴び続けるココナッツは、強い刺激のある紫外線からわが身を守っています。
そんなココナッツから抽出されるココナッツオイルは、肌に塗ることで、強い紫外線から守ってくれます。
日焼け止めとして、日焼けによる炎症の予防として使うことができます。
・アトピーやインフルエンザ、感染症から守ってくれる
アトピーやインフルエンザなどの感染症には、ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」が効果があります。
この「ラウリン酸」は、ウィルスから身体を守ってくれ免疫を強化してくれる物質です。
この「ラウリン酸」は母乳に含まれ、赤ちゃんを様々な菌から守ってくれる大切なものです。
・アルツハイマーの予防
ココナッツオイルにはアルツハイマーを予防してくれるとして注目が集まっています。
アルツハイマーの原因として起こる、脳内のブドウ糖不足。
そのブドウ糖の代わりになる栄養分として、ココナッツオイルに含まれる「ケトン体」が発見されました。
このケトン体を含んだココナッツオイルを摂取することによって、進行していた脳細胞の破壊を食い止め、アルツハイマーを予防してくれると言われています。
・糖尿病の予防
最近私の周りにもとても増えている糖尿病。
若い人でもなる危険性のある糖尿病は、一度かかると治らないと言われていますね。
そんな糖尿病にも、このココナッツオイルは効果的なんだそうです。
この糖尿病、原因は主に肥満と関係のあるインスリン抵抗性です。
そこで、中鎖脂肪酸を含んだココナッツオイルを摂ることで、インスリン抵抗性を改善させることができることが最近の研究でわかってきました。
その他にも、便秘の解消やがん予防、胃腸不良の改善、髪質が綺麗になる、私たちの身体にうれしい効果がまだまだいっぱいあります。
ココナッツオイルの副作用は?
そんな、口にしても肌へ塗ってもたくさん効能のあるココナッツオイルですが、まれに副作用がありますので注意しましょう。
ココナッツオイルが体に合わない人が摂取し続けると、以下のような症状があります。
・吐き気
・頭痛
・めまい
・熱が出る
このような症状が起きた場合はすぐに使用を中止してください。
また、ココナッツアレルギーのある方も使用は避けましょう。
アレルギーがあるかどうかの確認を必ず行い、一度に大量の使用はせず少しずつ使うことをおすすめします。
最後に
こんなにも驚くべき効果がココナッツオイルにあったなんて、話題になる理由がよく理解できました。
若い女性にももちろんおすすめですが、中高年の世代の方ににぜひおすすめしたい食材です。
一家に一個、常備しておくといい万能アイテムになりそうですね。
まれに副作用が起こることもありますので、自分の体調をよく確認しながら使ってみて下さい。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!