一年に一度、2月にやってくる節分。
節分と言えば豆まきと恵方巻きですね。
毎年、「鬼は~外、福は~内」と豆をまいたり、恵方巻きを用意して家族で食べる方も多いのではないでしょうか。
恵方巻きはいくつかルールがあります。その中でも最大のルールが、食べるときに向く方角。
恵方巻の2016年の方角はどっちなんでしょうか?恵方巻きの由来と一緒に見ていきましょう。
恵方巻き2016年の方角は?
2016年の恵方巻きの方角は、「南南東」です。
恵方巻きは毎年節分に食べるもの。 節分は2016年2月3日(水)になります。
この日に家族や友人と、南南東の方向を向いて恵方巻きを食べましょう。
恵方巻きの食べ方は、
- その年の恵方を向いて食べること
- 切り分けたりせず、一人一本食べきること
- おしゃべりせず、黙って食べること
- 心の中でお願い事を唱えながら食べること
です。年に一度の儀式ですので、このことをしっかり意識して行うことが大切です。
でも、恵方巻きを丸ごと一本食べきるのって中々難しいですよね。そんな時は無理は禁物です。
できるところまでは食べ進めて、「幸せが続きますように」とお祈りすればOKです。残りはまた別の機会に頂きましょう。
恵方巻きの由来
恵方巻きは大阪が発祥の地なんだそうです。時期は大正時代。約100年前ほどになります。もっと古くからあると思っていましたが、意外と最近ですね。
このころから大阪の花街では、お新香の海苔巻きを恵方に向かって食べ、縁起を担ぐ風習が始まったそうです。
その後、すんなりと庶民に広まるわけではありませんが、お寿司屋さんや海苔屋さんの販売促進によって徐々に知れ渡ります。
そして、一気に全国へ知れ渡ったきっかけが「セブンイレブン」。
1998年にセブンイレブンが全国発売を行ったところから、節分の縁起のいい風習として多くの地域に浸透したのです。
ちなみに、「恵方巻き」という名前もセブンイレブンが名付け親。
それまでは「恵方巻き」ではなく「丸かぶり寿司」や「節分の巻き寿司」といった言葉で呼ばれていたんだそうです。
↑美味しそうな恵方巻き!
まとめ
私が子どもの頃は、恵方巻きの風習がありませんでした。由来を調べてみると納得。大阪の人以外は恵方巻きの歴史は最近なんですね。
ちなみに恵方とは神様がいらっしゃる方向なんだそうです。今年の節分は正しい方法で恵方巻きを頂きたいと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!