梅雨の開ける7月の初めに楽しむことのできる蓮(ハス)。
我が家では毎年、蓮を楽しみに近所のお寺に出かけています。
淡いピンクや白の凛とした蓮の姿は、見ていて心が落ち着き、背筋が伸びます。
このお花を見ると、夏が来たな~と感じることができますよね。
そんな蓮の花言葉 と意味、スイレンとハスの違いを調べてみました!
蓮の花言葉と意味
蓮の花言葉は、
・清らかな心
・雄弁
・神聖
・離れゆく愛
などがあります。
とても清々しいものと、少し切ない印象がありますね。
蓮は泥の中で育ち、花を咲かせます。暗い泥水の中から出てきたとは思えないほどの爽やかで清らかな大きい花を咲かせることから、「清らかな心」という花言葉が来ています。
なんと、蓮はこの泥水が汚ければ汚いほど大きく綺麗な花を咲かせるんだそうです。
とても考えさせられるものがありますね。
古代エジプトでは、話術がすぐれているオシリス王に、このハスの花が捧げられたそうです。
そこから来た言葉が「雄弁」。
そして、仏教とも深い関わりのある蓮。生まれてすぐに歩いたお釈迦様ですが、その足跡から蓮が咲いたと言われています。
このような伝説から「神聖」という花言葉がきています。
最後に「離れゆく愛」ですが、これは、蓮の花がたった数日の間で少しずつ散っていく様子からつけられました。
儚く、切ない様子が伝わりますね。
スイレンとハスの違いを比較
蓮と見た目がよく似たものに、睡蓮(スイレン)があります。
この二つの違いを知って、どっちの花が咲いているのか区別がつくと助かりますね!
花 | 茎 | 葉 | 根 | |
スイレン | 細い花びらで、水面から低い位置で咲く | ほとんどが水中から出ず、高さがない | 葉には切れ込みがあり、ツヤツヤしているが、水をはじかない | ワサビ状の塊根が少しずつ伸び、新芽を出す |
ハス | 丸みのある花びらで、水面から高く伸びて開く。中央に花托があり、花が散ると、この花托だけが残る | 茎は太く硬い。水面から長く伸び上がっている | 葉に切れ込みがない。とっても大きい葉っぱで水をはじく | 秋に、根の先端が大きく育ち蓮根になる |
こちらがスイレン↓
一番わかりやすい違いは、咲く位置でしょうか。 スイレンは水面に低く咲きますが、ハスは茎が高く伸びて花を咲かせます。
葉っぱや花托もチェックしてみましょう。
まとめ
蓮の花は、その見た目から、多くの人に愛されてきたお花だということが伝わってきます。
この夏らしく美しい蓮を、今年も一度は楽しみたいですね。
また、ハスとスイレンの違いを知って、実際の花と比べてみるのも楽しそうです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!