朝起きて鏡を見ると、顔がパンパンにむくんでいることがあります。
前の日にお酒を呑んだわけでもないのに・・・
それに、日中耳鳴りがすることがよくあります。
肩こりもひどいし、なんだか不調続きです。
これらの症状を調べてみると、「貧血」という言葉が出てきました。
貧血の症状に、むくみや耳鳴り、肩こりなどがあるそうです。
貧血と言えば、立ちくらみのイメージがありますよね。
目の前がしろ~くなって、ぼーっとしてくるかんじです。
むくみや耳鳴りってあんまり関係なさそうですが・・・
ということで、貧血の症状として起こるむくみ、耳鳴り、肩こり等について調査してみました。
一体どんなメカニズムなんでしょうか?
貧血が起こるしくみ
貧血って簡単に言えば、血の量が少ないってことだと思っていましたが、どうなんでしょうか?
貧血とは、血液が薄くなっている状態です。
具体的には、血液の中にあるヘモグロビンが減少することです。
ヘモグロビンは、赤血球の中にある物質で、身体に酸素を運んでくれる重要な役割を持っています。
そんなヘモグロビンが減ってしまうと、酸素を運ぶ力が弱くなり、低酸素状態になってしまいます。
低酸素状態になると、貧血の症状であるように、頭がぼーっとしたり、クラクラする、倦怠感などが起こりやすくなります。
なるほど、血液中のヘモグロビンが減少しているんですね。
では、むくみや耳鳴り、肩こりはなんで起きるんでしょうか?
貧血によって起こるむくみ
貧血になると、酸素を運ぶ力が弱くなりますよね。
この結果、酸欠状態になり心臓に負担をかけてしまいます。
すると、心臓から遠いところから老廃物や水分が溜まりやすくなり、むくんでしまうのです。
下半身や、顔がむくんでしまうのはこのためだったんですね。
貧血によって起こる耳鳴り
貧血によって起こる血流障害の結果、脳に届ける血が安定せず、耳鳴りやめまいが起こります。
貧血によって起こる肩こり
貧血が起こると、肩の筋肉が酸素欠乏になります。
酸素欠乏になると筋肉内に疲労物質が溜まり、肩こりを招きます。
これらの症状が貧血によるものかチェックする方法
鏡でまぶたの裏側をみてみて下さい。
あっかんベーするようにしてみると、まぶたの裏側が白くなっていませんか?
貧血でなければ、赤っぽくなっているはずです。白いようだったら、貧血かもしれません。
また、貧血特有の倦怠感や疲れやすさと同時にむくみや耳鳴りがあるようだったら貧血の可能性があります。
でも、貧血以外の病気であることもあるので、気になる場合はお医者さんに診てもらうのがベストです!
貧血を改善するには
貧血によるむくみ、耳鳴り、肩こりを改善するためには、貧血を改善する食事を心がけましょう。
プルーン・・・プルーンに含まれる鉄分は、ヘモグロビンを作り出してくれるので、貧血に効果があります。手軽に食べられるのでおすすめです!
大豆・・・鉄分、タンパク質、ビタミン、銅、マンガンなどのミネラルが多く、貧血にいいとされています。
ワカメ・・・鉄分が豊富で、貧血に効果があります。
最後に
特に女性に多いとされている貧血。
貧血には、代表的な症状以外にも意外な症状があったんですね。
むくみや耳鳴りが貧血の症状だったなんて知りませんでした。
もしかしたら、気が付かないままだったかもしれません。
貧血は、早い段階で治療すれば確実に治るそうですから、軽い症状のうちに食事で治していこうと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!