新米ができる秋はやっぱり出来立てが食べたくなりますよね。
でも今度は、古いお米がたくさん余って困ることになります。
捨てるのはもったいないけど、どうにかならないものでしょうか。
そこで今回は、古米を美味しく炊く方法をご紹介したいと思います。
古米の臭い、パサパサするといった原因と合わせて見ていきましょう。
古米とは?
古米(こまい)とは、文字通り古いお米のこと。
古いといっても明確な時期があります。
古米は前年にとれたお米という意味なんです。
ちなみに、今年取れたお米は新米。
今年といっても、1月を起算とするわけではなく、11月1日から翌年の10月末までを一年としています。
古米は前年の一年間にとれたお米のことで、さらにその前のお米は古古米や古々米と呼びます。
新米以外はすべて古米と呼ぶんだと思ってましたが、ちゃんと分けて呼ばれてるんですね。
古米は食べられる?
お米は収穫したり精米をすると徐々に品質が落ちていきます。
ただ、古米だから食べられないというわけではなく、虫が湧いたりしていなければ食べることができます。
またカビが生えることもあるので気を付けましょう。
お米は高温多湿を避け、しっかり密封して保管することが大切。
そうしないと虫やカビの発生につながります!
古米を美味しく炊く方法
古米を美味しく炊く方法をいくつかご紹介します!
しっかり研いで長めに浸水
通常よりもしっかり目にお米を研ぎましょう。
こうすることでお米の表面の劣化が取れます。
研ぎ始める最初のお水はなるべくきれいなお水を使ってください。
お米は最初のお水をよく吸収しますので、はじめが肝心です!
そして、新米よりも長めにお水に浸してください。
もち米を少し足す
古米は硬くてパサパサしやすいので、もち米を少し混ぜて炊くことで、柔らかくもちもちした食感をプラスすることができます。
お酒を少し足す
炊く前にお酒をほんの少し振りかけて炊くことで、旨味、甘みがプラスされて美味しく炊き上がります。
古米が臭い、パサパサする原因は?
古米は独特の臭いが気になったり、炊いてもパサパサして美味しくないですよね。
精米して時間が経ったお米は、酸化してしまうことであの臭いが発生します。
その臭いの元は主に糠やその近くの表面部分が大半です。
ですので、しっかり研ぐことで匂いをある程度落とすことができます。
また、お米は水を吸収してふっくら仕上がるのですが、古いお米は水を吸収しにくくなっているため、ふっくらせずパサパサしてしまうのです。
古米は新米よりも水は多めがいいですね。
まとめ
余ってしまった古米もこれで処分することなく食べることができそうです!
また、お米は精米すると劣化が早まりますので、精米したら早めに食べきることが大切なんですね。
ぜひお家でも参考にしてみてください。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!