まな板や箸などの調理道具や、木のサッシ、ベッドや床など、私たちの身の回りにはたくさんの木製品があります。
木製品は木のぬくもりが感じられて使いやすく、家具や部屋の中にあると安心感もありますね。
しかし問題はカビ。
雨が続いたり水分が残っているとあっという間にカビが繁殖してしまいます。
しかも一度カビが生えると中々除去が難しいところ。
木製品のカビの取り方や防ぐ方法はどういったものがあるのでしょうか?
まな板のカビ除去法と合わせて見ていきましょう。
木製品のカビの取り方
木製品にカビが生えてしまった場合、表面の見える部分だけではなく奥深くまでカビが入り込んでしまっています。
こんな時は強力なカビ取り洗剤でしっかり根こそぎ取り除くことが大切です。
使用するものは、次亜塩素酸ナトリウムの入ったハイター。
これをスプレー容器に入れ替え、木製品のカビ発生部分にスプレーして2時間放置。
放置後は水で濡らして硬く絞った雑巾でしっかりと拭き取りましょう。これをしておかないと、ハイターのにおいやシミが残ってしまいます。
また、終わったら風通しのいい場所で陰干しすることをおすすめします。
移動が難しいものは扇風機やドライヤーを当ててしっかり乾燥させましょう。
ハイターを使う際はゴム手袋とマスクを着用し、部屋の窓を開けて換気しておいてください。
カビが生えるのを防ぐ方法は?
カビが繁殖する条件は、
- 温度
- 湿度
- 栄養分
- 酸素
の4つです。 温度は私たちが快適に暮らせる20~30度で多く繁殖、湿度は50%から徐々に増えます。そしてホコリや汚れなどを好みます。
温度や湿度は日本では避けられませんので、出来るだけ栄養分となるほこりや汚れを取り除くことが大切になってきます。
また、湿度は雨の日には避けられませんが、なるべく乾燥させた状態に保っておきましょう。
カビを防ぐ方法
- コマメに掃除をして、ゴミやホコリを溜めない
- 換気をして風通しを良くする
- 持ち運べるものは風通しのいい場所で陰干しを定期的に行う
- 家具は詰めて置かず、隙間を作る
以上の点に注意して木材をカビから守りましょう。
まな板のカビ除去法
木製のまな板は使うたびに水に濡れますし、栄養分も多いのでカビの大好物です。
しっかりとお手入れをしないとすぐにカビが生えてしまいます。
まな板にカビが繁殖したら、キッチンハイターで一晩浸け置きをしておきましょう。
浸け置きが終わったらたわしでしっかり洗い流して日陰に干して乾燥させます。
こうすることでしっかりカビを除去することができますよ。
また予防としては、
- 使用後に熱湯をかける
- 塩をすりこんで洗う
といったことをすれば除菌になり効果的です。
まとめ
湿気の多い地域と部屋に引っ越して、カビに悩まされる毎日が続いています。
そのおかげでカビ記事がどんどん増えておりますが、これからも「こんなところにカビが!」ってことがあれば記事にしていこうと思います。
同じようにカビでお悩みの方はぜひご一読をお願い致します。
カビ記事
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!