日本では昔から、お歳暮やお中元をお世話になった人へ贈る習慣がありますね。
しかし私は正直、このお歳暮やお中元の意味や違いをよくわかっていません。
会社で取引先の人へ贈ったり、お世話になった上司や親戚へ贈ったりということは理解できるのですが、実は私自身、今までこうした贈り物をしたことがないのです。
なんと常識知らずな!という声が聞こえてきそうです・・・。
すみません。
そこで、お歳暮とお中元の意味や違いを基礎から調べ勉強してみることにしました。
もし私と同じような方がいたら、一緒に勉強しましょう!
お歳暮とはなに?
お歳暮の歳暮とは、「さいぼ」や「せいぼ」と読み、「年の暮れ」という意味だそうです。
字のとおりですね。
年の暮れと言えば、12月です。これ以外にも、「人生の老年期」とも言われるそうです。終わりごろということで使われるんですね。
この歳暮の時期、日本ではお世話になった方々に感謝をしてまわる風習があり、この時に贈り物をすることが一般的でした。
それが今では、この贈り物自体を「お歳暮」と呼ぶようになったということです。
お中元とはなに?
では、お中元とはなんなんでしょうか?
お中元も、お歳暮と同じように、お世話になった人へ、贈答品を持って感謝のあいさつ回りをすることです。
「中元」とは、中国の道教から由来されるもので、古くから7月15日にはお供え物をする風習がありました。
これが、日本にあったお盆の風習と合わさり、日本でもこの時期に贈り物をする風習ができました。
お歳暮とお中元の違い
つまり、現代のお歳暮とお中元は、お世話になった人に贈り物を贈るというもので、どちらも同じことです。
違いは、贈り物をする時期です。
お中元・・・7月上旬~7月15日ごろまで
お歳暮は年末、お中元は夏ということですね。
お歳暮とお中元のマナー講座
お歳暮やお中元を贈る際、どういった点に気を付ければいいのか、ご紹介します。
・お歳暮とお中元はどちらも贈るとベストです。
同じ人へお歳暮とお中元どちらも贈るようにしましましょう。しかし、一回だけにしても問題ではありません。
その場合はお中元ではなく、お歳暮を贈るようにしましょう。一年の締めくくりに、感謝の気持ちを込めます。
・贈る人は?
親や親戚、取引先や上司などです。
学校の先生に贈ることは禁止されていますので注意してください。
・贈る品物の金額
5,000円~1万円が相場になります。
上司や取引先などへは1万円以内と考えて選びましょう。
あまり高価なものを贈っても相手の負担となる場合があるので気を付けて下さい。
・お歳暮やお中元を貰ったらどうする?
お歳暮やお中元を貰った場合、お返しをする必要はありません。
お礼状を早めに送るようにします。
また、受け取ったその日にお礼の電話をしましょう。
最後に
お歳暮やお中元は、意味としては全く同じで、どちらも感謝の気持ちを贈り物にすることなんですね。
時期や、細かい贈り方も理解することができました。
これで今年は大人な女性として堂々としていられそうです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!