足の土踏まずが痛くなると、歩くのも辛く、気分も落ち込んでしまいますね。
しかも急にピキッと来る激しい痛みは、原因もわからず不安になります。
土踏まずが痛い原因は何なんでしょうか?
右足、左足の土踏まずの 痛みの違いや、対処法をご紹介します。
土踏まずが痛い原因は?
足裏の真ん中部分、土踏まずが痛くなる原因は、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)が考えられます。
足底筋膜炎とは?
足裏の土踏まずに通っている筋肉の膜が、繰り返し負荷がかかることによって起こる痛みの症状です。
この部分が炎症を起こす原因としては、
- 激しいスポーツ(マラソンやバスケットボール、サッカーなど)
- 長時間の立ち仕事や、通勤電車等で長時間立ちっぱなしになる
- 姿勢が悪いために、足裏に過度の負担がかかる場合
- 日頃の運動不足や加齢 足の冷え
などがあり、どんな人でもかかりやすくなります。
この足底筋膜炎は、日頃のスポーツの癖や姿勢等から足裏に負荷がかかって起きるものですので、一度かかると繰り返し発症しやすくなります。
また、土踏まずが痛くなったときに痛い部分を触ってみると硬くなっているはずです。
筋肉は硬くなると、肩こりのように痛みを伴います。
同じような状態が足裏にも起きており、冷えたり、ストレッチをせず硬い状態でいることにより痛みが出ることが考えられます。
右足、左足の痛みの違いは?
右足、左足が同時に痛くなるというよりは、どちらかが痛くなることが多いのではないでしょうか?
足底筋膜炎の場合、日頃の癖による足裏への過度な負荷が原因ですので、癖や歪みによって、どちらか片足に痛みがでるようになります。
例えば、バスケットボールで考えると、ジャンプをする際にどちらか一方の足で踏み込んだり着地することが多くなります。
こうして片側への負担が増えることで、負荷のかかる足に痛みが出ます。
また痛みが出たために、その足をかばうことによって、もう片方の足も痛みが出るということもあります。
土踏まずの痛みの対処法
まず、足底筋膜炎によって土踏まずに痛みがでたら、無理に動かさず安静にしましょう。
無理に伸ばしたり、ストレッチをすると益々痛くなることがあります。
そして、蒸しタオルや湯たんぽなどを使って患部をよく温めましょう。
こうすることで、冷えて硬くなった膜を柔らかくすることができます。
足を下にせず、横になっておくことも大切です。
痛みが和らいだら、入浴して血行を良くし、足の付け根をストレッチして血のめぐりを良くしましょう。
また、足底筋膜炎は、一度なると再発する可能性が高くなります。
普段の姿勢や、スポーツする際のフォームなど、足に負荷がかかりやすい癖がついているかどうか確認し、そういった癖を治す必要があります。
また、冷えを改善し、ストレッチを心がけて足裏を柔らかくしておくことも大切です。
まとめ
土踏まずの痛みには様々な原因が重なって起きることがわかりました。
日頃の癖から慢性化しやすいと言われているとおり、私も忘れたころにピキっと突然来ることがあります。
姿勢も悪く、足は冷えて冷たい状態なので納得です。
痛くならないよう予防をすることもできるので、日頃からケアを十分にしていく必要があるなと感じました。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!