日本人のソウルフードのひとつ、梅干し。
毎年漬ける人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
この時期になると、木にもたくさんの梅の実がなり、スーパーなどでも梅の実がたくさん売られていますね。
でも自分で一から作るとなると、中々手間がかかる上にカビが生えたりと結構難しかったりします。
そこで今回は、簡単にできる梅干し作りを調べてみました。
すると、梅干なのに干さないで作るというものが!
これはいったいどういうことでしょうか? 一緒に見ていきましょう♪
簡単!干さない梅干しの作り方
【材料】
- 梅 2kg
- 粗塩 400g
- 紫蘇 2束
- 粗塩(紫蘇用)100g
- ホワイトリカー(焼酎でも可) 適量
【作り方】
- 梅を完熟させます。 スーパーで売っているものや、まだ青い色のものは完熟していません。 新聞紙やザルの上に広げておきます。黄色になってきたら使いましょう。 甘い香りが漂ってくるといいころです。
- 完熟した梅を水につけて一晩おきます。
- 梅をきれいに水洗いし、水分を拭き取ります。
- 梅のヘタを竹串で取ります。梅を傷つけないように気を付けましょう。
- 梅を漬けるビンなどの容器はホワイトリカーを吹きかけ消毒します。
- 塩と梅を容器に入れ、容器の中でよく混ぜ合わせます。
- ビニール袋に水をいれてしっかり口を閉めたものを重石代わりに梅の上に置きます。 こうすることで、梅が傷まずに漬けることが出来ます。
- 容器の蓋をして暗く涼しい場所に5日程度置いておきましょう。
- 一日一回、容器の中を確認してみて下さい。少しずつ水分が出てきていると思います。これが梅酢です。
- 梅酢がたっぷりと全体にかぶる量になったら紫蘇を入れていきます。 紫蘇はしっかりと洗ってしっかり乾燥させます。
- ボールに紫蘇を入れ、塩を4回に分けて加えます。
- ボールの中でしっかり揉むと水分が出てくるので捨てる→塩を加える→揉む→水分を捨てる・・と4回繰り返します。
- 4回揉んだ紫蘇の中に、梅酢を少量入れ、軽くもみます。するときれいなピンク色になるはず。
- この紫蘇を梅を漬けた容器に入れます。
- これで作業は終わりです。あとは一か月ほど冷暗所に保管してじっくり漬かったら完成!
基本的に、梅干しの作り方から干す作業を省く手順になります。
塩分の量はお好みで調整してみて下さいね。
干さない梅干しってどんなもの?干さなくても大丈夫?
通常は、紫蘇を入れた後に天日干しをしますね。
梅干しの作業は簡単なものではなく、特にこの干すという作業は面倒で時間もかかります。
さらに、アパートやマンションに住んでいる方は、干す場所がなく困る方も多いのではないでしょうか。
そんな方に「干さない梅干し」は最適です。
そんな干さない梅干しは「梅漬け」といって、昔から作られている地域もあります。
梅漬けの場合は、干さないことによって皮や実が固めで味が尖っていることがあります。
しかし、しっかり完熟させた梅を使うことで、実も柔らかくなり、しっとりした味わいになります。
また、干さないことでカビや腐敗の心配がありますが、塩をしっかりと入れることで防ぐことができ、何年も食べることが出来ます。
最後に
「干さない梅干し」についてご紹介しました。
我が家は干す梅干ししか今までしたことがありませんでしたので、とても衝撃的です。
干す手間がなくなるというのは、梅干の難易度を下げてくれるので、とても作りやすくなりますね。
気軽に梅干を作りたいという方にはおすすめです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!