「今年は私厄年だからな~」とか、よく皆さん話されていますよね。なんとなく、はずれ年というか、あまり良いイメージのしないものです。厄祓いなど行かれる方も多いと思いますが、具体的に厄年について聞かれると、よくわからないですよね。
厄年とは一体どういうものなんでしょうか?
時期はいつまでなのか、過ごし方やポイントをご紹介します。
厄年とは何?
厄年とは簡単にいうと、体調不良、厄災等が重なりやすい年のことです。
男女でそれぞれ厄年の年齢は違うのですが、その年齢のときというのは、人生の節目であったり、ホルモン分泌や免疫力の変化が起こりやすいと古くから言い伝えられてきました。 実際には医学的根拠はありませんが、研究の解明が徐々にされ、厄年のころに多くの方が体調の変化や体調不良を起こしているというデータもあるようです。
そのような医学の解明もないころから、私たちの祖先はある年齢を「厄年」とし、この年齢の時期の体調管理や環境を整えることを教訓としてきたのです。
厄年の時期はいつまで?
厄年の時期は、男性と女性で違います。以下の表が厄年となります。
男性 | 25歳 | 42歳 | 61歳 |
女性 | 19歳 | 33歳 | 37歳 |
それぞれの年齢の前の年が「前厄」、後の年が「後厄」と言われています。 その中でも、男性は42歳、女性は33歳が大厄とされ、特に重要な年とされています。
ここで注意しなければいけないことは、この年齢は「数え年」で行われるという点です。 数え年とは実際の年齢とは違い、
生まれた年を1歳とし、あと新年を迎えるごとに1歳ずつ加えた年齢のこと
です。よくわからない場合は、神社などに厄年の早見表がありますので、そこで自分の年齢をチェックしておくと間違いないですよ。
過ごし方やポイント
厄年はいつもよりも注意しなければいけない年とされていますから、どのように過ごせばいいか気になりますよね。
まず、厄年には厄祓いに行く方も多いと思います。これは必ず行かなければならないというものではありませんが、お祓いをしておくことで、心の安心感や物事に対する構え方が変わってきますので、ぜひお祓いをしましょう。お祓いはどの神社やお寺でも大抵受け付けてくれます。事前に電話で問い合わせをしておくと間違いないでしょう。
そしていただいたお札やお守りを大切にしておくことも重要です。また、普段の食生活や生活習慣に留意し、日々をいつも以上に感謝しながら丁寧に過ごすことがポイントとなります。
まとめ
厄年についての疑問点やポイントをご紹介しました。女性の厄年って30代に集中していますね。確かに今の30代は、結婚や出産、子育てなど環境の変化が多い時期かもしれません。そういう意味でも、いつもより慎重に過ごしてみましょうというメッセージともとれますね。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!