何かしらを無意識にしてしまうことを癖と言いますが、指を鳴らす人も結構多いのではないでしょうか。
私も以前はついつい、指を組んで「ポキッポキッ」と鳴らしていました。
そのせいか、なんだか指がボコボコに太くなっている気が・・・(元々なのか?)
すらっと細い指に憧れますが、とてもほど遠い指になっております。
そこで、これ以上太くならないためにも、どうすれば指を鳴らす癖をやめることができるかをご紹介します。
今ではこの方法で、すっかり指を鳴らす癖はなくなっています。
もし同じような癖で悩んでいる方は、参考にしてみて下さいね。
指が鳴るの仕組み
ポキポキっと指が鳴るのは、一体何が鳴っているんでしょうか?
これは、関節の中にある空気の泡がはじけた音なんだそうです。
私たちの指の関節には、関節液という液体が入っています。その液体の中には空気の泡が混じっています。
水やジュースにもプツプツとした空気の泡がありますよね。それと同じ状況です。
指を曲げると、その液体の中の気泡がはじけることで「ポキッ」と音がするんです。
ちなみに、このはじけた気泡は30分ほどするともとに戻ります。
だから、またしばらくして指を曲げると音が鳴るんですね。
指を鳴らし続けるとどうなる?
指を曲げることによって、気泡がはじける時に、関節に衝撃を与えてしまいます。
一回や二回くらいであれば問題ないですが、毎日のように鳴らしていると、関節を少しずつ傷つけることになり、炎症を起こしてしまいます。
すると、関節部分が腫れて指が太くなってしまうのです。
また、指を鳴らし続けることで、周りにある軟骨や靭帯を傷つける危険性もあります。
指が太くなるのも嫌だけど、動かなくなったらもっと困ります!生活できない~!
指を鳴らしてしまう癖はどんな心理状況?
指を鳴らすときというのは、仕事や勉強の合間や、考え事をしているときが多いと思います。
これは、心を落ち着かせるという心理です。
貧乏ゆすりやペン回しなども同じような心理ですね。身体のどこかを動かすことで、落ち着くという効果があります。
また、指を曲げたり引っ張るという仕草は、ストレッチ効果があります。
ストレッチをすることで、溜まった疲労物質を解放させ、スッキリすることができます。
腰や首、肩を伸ばしてスッキリさせるのと同様の効果があるので、ついつい指を鳴らしてしまうんですね。
指を鳴らす癖を治す方法
癖を治すには、意識的に「止めよう」と思うことです。
これが一番最短な方法で、1週間ほど意識すれば、癖がなくなることも多いです。
でも、癖ですから「止めようと思うと益々止められない」ということもあるかもしれません。
また、意識しようと思ってもついうっかりまた鳴らしてしまった。なんてこともあります。
そんな時は、手袋をつけてみて下さい。
そうすることで、いつもと違う手に意識がいきます。
手袋だと、指を鳴らしにくくなるので、「あら?」と思います。
そうなると成功です。
その時に「指を鳴らそうとしていた」と思うことで、やめることができます。
といっても、仕事や勉強中は邪魔になるかもしれませんね。
そんな時は、薄い手袋や、指無し手袋でもいいと思います。
また、普段指輪をしない人であれば、指輪をすることで、指に意識が行きやすいので同様の効果があります。
少しの間だけ意識して指を鳴らさないようにすれば、あっという間に止めることができますよ。
最後に
私は、手袋をちょっとの間つけていました。
ゴワゴワするんで、指を組むとすぐ我に戻るんですよね。2,3日つけるだけでしたが、今では指を組むことはほとんどなくなりました。
組んでも、音を鳴らすまで曲げないようにしています。
指のサイズは太いままですが・・・でもこれ以上太くなる心配がないので良かったです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!