梅雨から夏場にかけて毎年困るのが雑草。
この時期、雨が降ったあとの雑草はみるみる伸びて、放っておくと大変なことになりますね。
抜いても抜いてもしばらくするとすぐに生えてきます。
早めに草取りができればいいのですが、忙しかったりこの時期の外作業は面倒で、どうしても後回しになってしまいがちです。
そんな面倒な雑草を、簡単に除去できる方法がないか調べてみました。
雑草対策に、塩やハーブ、熱湯、湿気取りで取れた水など、除草剤をわざわざ買わなくてもできる方法を中心にご紹介します!
雑草対策の基本
雑草をそのままにしておくと、あっという間にジャングルと化し、害虫の繁殖にも繋がります。
たまに空き家などでは雑草が生い茂った姿を見かけることがありませんか?
雑草を放っておくと人の背丈ほどになることも。そうなると、雑草除去は一苦労です。
そうならないためにも、しっかりとした対策が必要です。
雑草対策の基本は、草抜きです。 草抜きのポイントは、
- 小さいうちに根元から抜き取る
- 雨上がりや、水を撒いてから行う
- 軍手を着け、鎌を使って行う
ということです。芽がまだ小さいうちに抜き取ることで、根も小さく抜きやすいです。
そして、雨が降った後や水を撒いてから行うことで、土が柔らかくなり根っこごと抜きやすくなります。
作業するときは軍手と鎌を使うことで、素手で行うより上手く抜けてスピードが上がります。
面倒な草抜きですが、以上のようにして行うことで少しでも楽に早くできて作業がスムーズです。
除草剤なしで簡単に出来る雑草対策
塩で雑草除去
塩を庭に撒くだけという簡単な方法。 塩を撒くことで、土の塩分濃度が高くなり干からびてしまいます。簡単な上にとても効果のある方法ですが、その分、野菜や花なども育たなくなってしまうので撒きすぎに注意です。必要な部分だけに撒くようにしましょう。
ハーブで雑草除去
グランドカバープランツといって、地面に植えて雑草や土の乾燥を防ぐ方法があります。芝生もその一種ですね。芝を植える方法ももちろんおすすめですが、その他、雑草対策になるハーブをあげてみます。
- ミント
- タイム
- アジュガ
これらを植えることで、他の雑草が生えにくくなります。 ハーブのいい香りを楽しみながら雑草対策にもなるのは一石二鳥ですね。
熱湯を使って雑草除去
鍋ややかんにお湯を沸かし、その熱湯を雑草にかけると、根本まで茹で上がり、雑草を枯らすことができます。料理で使った野菜の茹で汁などを使うともっとエコで手間がかかりませんね。 しかし、広範囲の雑草除去には向いていません。狭い敷地やちょっとした雑草にはおすすめです。
湿気取り剤の水を使って雑草除去
自宅で「水とりぞうさん」のような除湿剤を使われていたら、それを再利用することができます。
このような除湿剤は水が溜まると思いますが、この溜まった水を庭に撒くだけです。
この水の成分は塩化カルシウム。ですので、塩を撒いたときと同じように土の水分を枯らす効果があります。
※追記
塩や湿気取りの水を使うと確かに草が生えにくくなりますが、逆にその場所で植物や野菜が育たなくなるというリスクもあります。しかもその効果は半永久的。また、周辺へ雨水等で流れ出ると、その周辺の土も同じような影響が出ることが考えられとても危険です。
従って、市販の除草剤以外で除草するには、上記のうちの塩や湿気取りの水は使用しないようにして下さい。
安全な方法は、ハーブや熱湯がおすすめです。
まとめ
雑草対策は面倒ですが、庭が綺麗だと居心地がいいですよね。
私も家の庭で色々試しましたが、まだ試していないグランドカバープランツを今度やってみようと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!