久しぶりに会った人へのあいさつの言葉として使われる「お久しぶりです」と「ご無沙汰しています」。
この二つ、同じような意味だと思いますよね。
なにか違いがあるのでしょうか?
どういった場面で使い分けることが最適なんでしょうか?
今日は、「お久しぶりです」と「ご無沙汰しています」の違いを調べてみました。
違いを知って、スマートに使い分けていきましょう♪
「お久しぶりです」と「ご無沙汰しています」の違いは?
「お久しぶりです」と「ご無沙汰しています」のそれぞれの言葉を具体的に見ていきましょう。
お久しぶりです
前回会ってから長期間、時間が空いていた人に会った時に使われる挨拶の言葉。
「しばらくぶり」という意味です。 友人や知人など幅広く使えます。
最初に「お」、最後に「です」がつくので敬語として目上の人に使うこともできます。
ご無沙汰しています
こちらも同様に、しばらくの間会っていなかった人へ使われる挨拶言葉となります。
こちらの場合、「ご無沙汰しています」の「無沙汰」は、会い行ったり手紙を出すことをしばらくせずにいることを言います。
そして、その無沙汰を使った「ご無沙汰しています」、「ご無沙汰しております」という言葉は、このように挨拶に行かなければいけなかったのに音沙汰なくしてしまったことを詫びる意味で使われます。
特にお世話になった方や上司、先生など目上の方に使う言葉となります。
二つの違いは「使う相手」
以上のことからどちらもほぼ同じ意味で使われますが、相手によって使い分けることをおすすめします。
「お久しぶりです」は、立場に関係なく使うことができ、気軽な場面で使うと良いでしょう。
「ご無沙汰しています」という言葉の方は、より丁寧なので、目上の方へ使うことで敬意を表すことが出来ます。
ちなみに「ご無沙汰しています」はさらに、
- ご無沙汰しており申し訳ございません。
- 大変ご無沙汰しております。
- すっかりご無沙汰いたしまして申し訳ありません。
などなど、さらに丁寧に使うことが出来ます。
目上の方や上司に会ったとき、電話やメール、手紙などで使っていきましょう。
まとめ
「お久しぶりです」は上下関係気にせず・「ご無沙汰しています」は主に目上の人へ使う。
と覚えておけば問題なさそうです。
日本語、特に敬語の使い方はとても繊細で難しい面がありますが、その分上手に使い分けることができると、スマートでかっこいいですよね!
久しぶりに会うとその場でパッと最適な言葉が出ない心配もありますので、家で練習しておいたり、メールなどの挨拶から使っていくといいかもしれません。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!